上下水道などのライフラインを地下に敷設する推進工法では、一般に発進立坑から到達立坑まで計画ライン通りに管路を敷設することを目的とします。
しかし、地下を掘り進むため、前方が目視確認できる状況ではありません。測量器による確認作業が必要となります。その作業はその都度、管路内に入る必要もあるため、作業員の体に負担がかかることとなります。
そこで、測量の頻度を低減し精度確保が可能な手法がないかということが最大の問題点と言えます。
従来装置では、まず装置が高額であることと、さらに設置についての作業も重機が必要であったり、技術的な難易度も高い作業となります。
そして、事故などにもつながるリスクのあるいちばん大切な作業を感知する能力は、オペレーターの熟練度に頼っている現状です。
EYECOMはこれらの問題を解決すべく開発された総合的な推進管理システムです。